「岡山県視覚障害を考える会」の紹介

［発足］

　平成９年１１月に「岡山県中途視覚障害を考える会」として設立、平成１２年５月に改称。

［趣旨］

　目の不自由な方のハビリテーション（健全な成長発達を図る）とリハビリテーション（元の生活により近い状態に戻す）を支援する態勢を作ることを目的とする。
　主に会員に対する指導技術等の研修会（年２回程度）、会報発行（年３回程度）、視覚障害当事者、支援者、一般市民を対象とする講演会と講習会（各々年１回）を主な事業とし、月１回程度の「目の不自由な方と家族の集い」の開催、視覚障害に関する参考資料の発行、会報での調査報告および情報発信などを行っている。

［会員］

　医療関係者、教育関係者、福祉関係者、ボランティアなど約６０名

［会費］

　年会費２,０００円（毎９月〜翌８月が１年度）

［事務局］

　〒７００−８５５８ 岡山市北区鹿田町２−５−１ 岡山大学眼科 気付
　電話（携帯） ０９０－４１００−８０１７（平日９：００〜１７：００）
　e-mail: okashikaku@yahoo.co.jp

［会ＵＲＬ］

　http://okashikaku.web.fc2.com/

［入会方法］

　申込用紙に所定事項を記入して事務局へ送付する。
　→入会承認通知に同封される用紙で年会費２,０００円を郵便局から払い込む。

［会報］

　年間３回程度発行

［研修会］

　会員向け（一部のテーマは会員以外へも有料で公開）

　・職種別（盲学校教職員、医療関係者など）（４回）
　・基礎的介助：歩行８回・食事１回・日常生活１回・調理１回・看護１回・LV訓練１回
　・心理的ケア（１５回）
　・重複障害（知的９回、ろう１回）
　・視覚補助具（８回）
　・パソコン，ｉＰａｄ（４回）
　・就労（４回）
　・ロービジョン外来、院内サロン（３回）
　・子育て，早期支援（２回）
　・自叙「歩み」（２回）
　・ボランティア（２回）
　・告知
　・ＱＯＬ評価
　・色覚
　・人工網膜
　・睡眠
　・レクリエーション
　・岡山盲学校探検ツアー
　・ワークランド虹の活動紹介

［特別講演会］

　一般公開（無料）

　・「視覚障害・地域リハビリテーションの手法と今後（発足記念講演）」赤松恒彦氏（平成9年11月）
　・「視覚障害リハビリテーションとは」芝田裕一氏（平成10年5月）
　・「中途視覚障害者の生活訓練および職業訓練」菊入昭氏（平成11年5月）
　・「社会と視覚障害者」芝田裕一氏（平成12年5月）
　・「視覚障害児の教育−21世紀の視覚障害教育の行方と専門家の役割−」中野泰志氏（平成13年5月）
　・「世界のロービジョンケア」田淵昭雄氏（平成14年10月）
　・「視覚障害者にとってのバリアフリーとは」田内雅規氏（平成15年10月）
　・「福祉分野におけるＩＴの功罪」太田茂氏（平成16年10月）
　・「地域における視覚障害者の支援活動−三重県での取り組み−」前川賢一氏（平成17年10月）
　・「地域に即した視覚障害児・者支援のためのネットワークづくり活動を通して見えてきたこと」
　　　吉野由美子氏（平成18年10月）
　・「自立支援法と障害者保健福祉施策の動向について〜障害者自立支援法の現状と課題〜」
　　　菅野浩司氏（平成19年10月）
　・「新しい特別支援教育制度の中での視覚障害教育」河田正興氏（平成20年2月）
　・「子どもの病気をどう受容し、どう育てるか」興津久美子氏（平成21年4月）
　・「視覚障害者の就労」菊入昭氏（平成21年10月）
　・「悔いのない今日を生きる」竹本登久子氏（平成22年10月）
　・「電気刺激による視覚回復」不二門尚氏（平成23年10月）
　・「私の歩んだ道はモンゴルへ〜見えないから見えたもの〜」竹内昌彦氏（平成24年10月）
　・「学ぶ喜び 働く生きがいを求めて〜私の歩んだ道〜」藤野高明氏（平成25年10月）
　・「世界を触る〜視覚障害者文化から触文化へ〜」広瀬浩二郎氏（平成26年10月）
　・「見えない世界を伝えたい」松永信也氏（平成27年10月）
　・「ひとの色覚多様性とカラーユニバーサルデザインの必要性について」武者廣平氏（平成28年10月）

［講習会］

　一般公開（無料）
　平成１８年以降、岡山県網膜色素変性症協会との共催で主に当事者向け

　・ 機器説明展示(８回）
　・福祉制度（３回）
　・生活訓練（２回）
　・就労
　・子育て

［その他］

　・ 視覚障害リハビリテーション協会と合同で、機器展示会、相談会等を開催した（平成10年8月）
　・パソコン利用援助活動を行った（平成11年度〜平成23年度）
　・「目の不自由な方と家族の集い」をほぼ月１回ひまわり福祉会館で開催している（平成11年9月〜）
　・「−視覚に障害がある方の−くらしの情報集」を発刊した（初版平成17年8月，第２版平成18年11月）
　・第11回日本ロービジョン学会学術総会にボランティアスタッフとして協力した（平成22年10月）
　・相談先を記したリーフレット「かけはし」を発行し、県下の眼科医等に配布した（平成24年6月）
　・県内眼科を対象にロービジョン補助具設置状況等のアンケート調査を行った（平成27年11月）
　・「かけはし」のポスター版を作成し、県下の病院眼科、眼科医院へ配布した（平成28年2月）

　本紹介文のpdfファイルを用意しました。こちらです。